徐々に春の足音が近づいて来ましたでしょうか~
暖房なしでも22℃位ありますので快適ですね。
今日は、治療時の消毒についてです。
はじめは石鹸をもちい、流水にて手洗いを行いますが
その後に、手指の消毒になります。
以前は洗面器に入れた消毒液に手を浸す方法で、行っていた様ですが(ベースン法)
今は速乾性の消毒液を、直接手に擦り込む方法が一般的でしょうか。(ラビング法)
治療の合間にも小まめに、ラビング法で消毒致します。
そして施術する部位の消毒には
エタノールを浸した綿花を用いますが、100%のアルコールでは脱水作用により殺菌力が弱まるため
70%のものが適しているようです(スワブ法)
鍼を抜く時にも綿花にエタノールを浸し使用しますが
この時、なるべく綿花で鍼を包むようにし、直接鍼に触れないようにするのが望ましいです。これは感染症の予防の為でもあります。
使い捨て鍼を使用していますので
患者さん間では感染症の心配はありませんが
治療者は充分気を付けないと、抜いた鍼を誤って刺す事もあり得ますからね・・(>_<)