出血 – ぶろぐ – きよかわ鍼灸院

投稿日: カテゴリー: 治療症例など

今朝は濃霧が凄く、霧雨も降っていたようでしたが
現在は晴れてきまして、洗濯物もしっかり乾きそうです。

今日は、刺鍼による出血についてです。

鍼治療時に時々みられるのがごく少量の出血や内出血です。

内出血の場合は一週間程度で消失するので心配はいりません。
また、ごく少量の出血に関しても問題ありません。

ですが原因疾患などがあり、出血が止まりづらい場合は注意が必要です。

出血した時に止血作用(まずは傷口に栓をする応急処置の役目)のある、血小板の異常によるもの。
血小板減少症(再生不良性・悪性貧血、白血病)など。

血液凝固因子の異常によるもの。これは血小板の働きを促したり
それ以後、丈夫な血栓で血管を塞ぐ為に働くもの。
血友病、肝疾患、ビタミンK欠乏、血栓症などで抗凝血薬を使用している(へパリン、ワーファリン)など。

血管壁の異常によるもの。これは血管が破れ易くなっているもので紫斑病(アレルギー・単純性)や壊血病(ビタミンC欠乏)など。

このような疾患や出血しやすいなど、心当たりのある方は少ないとは思いますが
注意が必要ですので、教えて頂ければと思います<(_ _)>

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