今朝は少し雲が多いでしょうか。
時々晴れ間がのぞく、そんな天気になりそうです。
今日は、痛みの感覚についてです。
一般的にハリと聞けば、注射ハリを連想し
痛いものと考えることが多いと思います。
当然、鍼灸のハリも同様と思われ、痛いものではと考えられがちです。
身体の表面に伝わる刺激には、いくつかありますが
主に意識するものとしては、3つ位でしょうか。
触れる・圧迫・引っ張るなどの弱い刺激を感じる「触圧覚」
皮膚や体表面の温度・温度の変化を感じる「温度覚」
刺激の種類に関係なく、身体に有害な強い刺激を感じる「痛覚」
痛覚は他の感覚受容器とくらべ、個別の刺激を感じる点が多くあるといわれています(感覚点)。
皮膚上に「痛点200万」「触点50万」「冷点25万」「温点3万」
また同じ強度の刺激に対しての順応も、痛覚はおこりにくいようです。
要するに痛覚はブレないということでしょうか~
これらからみると
どうしても痛みに対して敏感であり、トラウマのように感じてしまうのかもしれません。
身体を守るには重要な事ですがね・・(^_^;)
ですが、鍼灸で使用するハリは
髪の毛程度の細さであり、しなやかな材質でありますので
「侵害刺激=痛覚」を感じるまでには至らないと思いますので、ご安心下さい(^_^)
ハリを扱う手元も、ブレませんよ。