心にも響け – ぶろぐ – きよかわ鍼灸院

投稿日: カテゴリー: 治療症例など

今朝も気温は低めですが、穏やかで新学期に
相応しい天気となりましたね。

今日は、どこに打つかについてです。

はり治療をする時、患者様から時々質問を受けます。
それは何処に鍼を打つのかというものです。

一般的には経穴(ツボ)に打つものと考えがちではありますが
主症状の部位や関連している筋肉が硬くなっている場所を探しそこをを狙って打っています。

ですので痛む場所、辛い所とは一見関係のない所と思われがちな場所にも
鍼をしていきます。

経穴(ツボ)は補助的に使ったり、内臓の症状や精神的な症状に使う
感じでしょうか。

場所が決まり鍼を打っていくのですが
その途中で・・ズンとかドンとか重くなる時があったり
筋肉が痙攣するように動く事があります。

これを「ひびき」と言います!

なぜひびくのか!?
これは硬くなっている筋肉に刺さる事により、その瞬間ギュッと筋肉が収縮します。
神経は筋肉の中を通っていますので、神経が圧迫され「ひびき」を感じます。

そして狙っている筋肉の血流が改善し、症状が改善していきます。

よって疲労して筋肉が硬くなっている方ほど、ひびきが強い傾向があります。
あまりに硬くなり過ぎている方は、日頃より神経が圧迫され感覚が鈍っている事もあり
感じにくいこともあるかと思います。
筋肉の硬結がとれてくれば、ひびきも弱く感じてくると思います。

ですので症状が強い始めの数回は、強めのひびきを感じることがあるかと思いますが
これはしっかりと狙っている筋肉に刺している証拠でもあり
治療効果を期待でき、早めの完治へと導くものです。

「ひびき」は慣れない方もいらっしゃると思いますが
当院では、苦手な方でなければ、ひびかせていく治療をしております(^_^)

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